今回はタイトルにある通り、「独学かつ3週間」で私が海事代理士試験1次試験に
合格した方法をご紹介します。
正直自分でも「すごいだろ!」というよりは
「SNSでは3〜6ヶ月って書いてるのに3週間で合格できたのか…!」という
驚きのほうが大きいです。
1.(まずは)合格の証
つらつらと書いたところで、「本当に合格したのか…?」と
思われてしまっては元も子もないので、まずは合格の証として
以下をご確認ください。
一部マスキングしていますが、1次試験に合格した証明になると思います。
それでは早速「独学かつ3週間」で海事代理士試験1次試験に合格した
全てをご紹介します!
2.筆者のプロフィール
前提として、私のプロフィールをご紹介します。
・海事代理士試験自体は今回が初めての受験です。
・海事代理士でも出題される民法に関しては、
約7年前に宅建(宅地建物取引士)の勉強をした際に学んだため、完全な初学ではないです。
・地頭は特別良い(難関高校・難関大学を卒業している)という訳ではなく「普通」です。
3.受験目的と理由
仕事で海事≒船に関わることが多く、
『「日本で1番人数の少ない士業」ってなんか貴重で取れたらおもしろそうだな、いいな』
と思ったのがきっかけです。
「日本の海事産業を盛り上げよう」とか崇高な思いは持っていないです。
YouTubeか何かで海事代理士を知り、「9月に受験なんだな〜」と思い、
調べてみると出願締切が8月一杯でした。(たしかこの時点で8月中旬)
正直無謀かな…とも思いましたが受験料6,800円だし、
とりあえず受けてみようか〜で決意しました。
4.勉強方法
①「海事代理士になるには」を熟読
受験を決めてからやったこととして、まずはネットで「海事代理士」と検索すれば、
最初に出てくる以下の国土交通省HPの「海事代理士になるには」を
隅から隅まで読み込みました。
「海事代理士になるには」https://www.mlit.go.jp/about/file000049.html
国土交通省HPより引用
受験を検討したときから読んでいたので、その時にわかっていたことも一部含みますが
読み込んだところ・・・以下のことがわかりました。
(当たり前!という方もいると思いますが、当時の私は知らないことだらけでした。)
(1)試験全体像
・1次試験(筆記試験)と2次試験(口述試験)があり、
他の国家試験と同様年に1回しか試験がないこと。
・1次試験は全国各地(といっても11箇所)で実際されるが、
2次試験は東京(霞が関の国土交通省!)のみで行われること。
・受験資格はなく、誰でも試験が受けられること。
などなどです。
(2)試験科目
試験科目は
1次試験20科目(赤下線4科目が20点満点、他16科目は10点満点 計240点満点)
●一般法律常識(概括的問題) 3科目
1)憲法
2)民法
3)商法(第3編「海商」のみ対象。)
●海事法令(専門的問題) 17科目
4)国土交通省設置法
5)船舶法
6)船舶安全法
7)船舶のトン数の測度に関する法律
8)船員法
9)船員職業安定法
10)船舶職員及び小型船舶操縦者法
11)海上運送法
12)港湾運送事業法
13)内航海運業法
14)港則法
15)海上交通安全法
16)造船法
17)海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
18)国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律(略)
19)領海等における外国船舶の航行に関する法律
20)船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律及びこれらの法律に基づく命令
2次試験4科目
1)船舶法
2)船舶安全法
3)船員法
4)船員職業安定法
とあり、「聞いたことない法律ばかり~…海事法令科目はどれも何も知らないぞ…?(笑)」
と思いました。
(改めて、よく受験しようと思ったなあ…)
簡単な中身ですがそれからネットで
「海事代理士 試験 難易度」
「海事代理士 独学」
等と似たようなことを何度も何度も検索しました。
②ネット検索
ネット検索をして、多くの方が言っていたことは
「海事代理士試験には、他の国家資格試験のようなテキスト・問題集がない」
ということでした。
これは困った…と思いましたが、同時に「過去問を繰り返し学習すればいい」
ということを当たり前のようですが、皆が口を揃えて言っていました。
過去問については、①の「海事代理士になるには」に
(当時は)直近9年分=平成28年度分〜令和6年分が解答と共に掲載されていました。
これらはpdfファイルにて掲載されている為、すべてを印刷し
年度ごとの問題・解答を学習しやすいよう科目ごとにし…
とやりましたが、これが大変な手間でとても時間がかかりました。
その手間を減らす為に、科目ごとの問題・解答に
さらに根拠となる条文を付けたオリジナル問題集を公開しています。
詳しくは以下へ
また、途中から(割と序盤でしたが)紙ですべて持ち歩き勉強するのではなく、
iPad・ApplePencilを用いてそのセットがあれば勉強できる環境をつくりました。
オリジナル問題集・iPadを用いた勉強方法について詳しくは以下に記載しています。
また、iPadについては海事代理士試験の勉強だけでなく、
多くのことに活用することができます。
「タブレットは持っていない」「持っているけど古いiPadや、iPad以外のもの」という方も
まずは値段だけでも見てみてはいかがでしょうか。
新品でなくても、「整備済み品」だと通常よりかなり安く購入でき、
保証もついているので安心です
勉強に使いやすく私個人がおすすめなのはこちら
③過去問の読み込み・回答
②で整理した過去問を元に、ひたすら過去問を解きまくりました。
特に2次試験にも出題される
4科目(船舶法・船舶安全法・船員職業安定法・船舶職員及び小型船舶操縦者法)については、
配点が他の科目の倍の20点ということもあり、重点的にやり込みました。
しかし、当然解答には正解の語句や◯✕しか書いていなく、
それを関係する法律・規則等からひとつひとつ探すのに大変時間が掛かりました。
それでも「1回調べて、まとめればこれから勉強するときにずっと使える」
と割り切って1回目はかなりの時間を掛けながら
1問1問まとめました。
④「海事代理士 合格マニュアル」の購入
「②ネット検索」で「過去問をやりまくる」と同じくして皆が言っていたのは
「テキストは『海事代理士合格マニュアル』が大事」ということです。
これを鵜呑みにして、私も購入しました↓
が、正直使ったのは、問題文の根拠となる法令がどこにあるのか
を迷ったときのみです。
実際は自分で作成(といっても過去問の問題・解答をまとめ直しただけ)した
オリジナル問題集をひたすら解きました。
「合格マニュアル」は唯一の定型的に発売されているテキスト・問題集ということもあり
みなさん購入しているようですが、正直使いにくいと個人的には思いました。
「合格マニュアル」について、詳しくは別途まとめています。

